地震大国ともいわれる日本では、耐震性の高い家を建てることが重要です。近年では、木造住宅でも耐震性の高い工法が開発されています。
その中でも、SE構法は、建築基準法以上の耐震性能を実現できるとして注目を集めています。
SE構法は、構造計算に基づく設計と、構造用集成材の採用が特徴です。構造計算によって、建物の強度や揺れに対する耐性を綿密に検証し、最適な設計を実現します。
また、構造用集成材は、木材の強度を最大限に引き出した材料です。そのため、高い耐震性能と、木造住宅ならではの温かみや風合いを両立させることができます。
本記事では、SE構法の基本的な情報や魅力、実例について、詳しく解説します。耐震性の高い家を建てたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
また、以下の記事では当メディアが厳選する高性能にこだわる住宅会社を紹介しておりますので、気になる方は参考にしてみるといいでしょう。
SE構法とは?
SE構法とは、日本の木造建築の耐震性を高めるための建築工法です。
SE構法の「SE」は「Safety Engineering(工学的に安全)」の略称で、1995年に発生した「阪神淡路大震災」をきっかけに株式会社エヌ・シー・エヌが立ち上がり、構造建築家と共同開発されました。
以下の特徴により、従来の木造住宅では実現困難だった高い安全性と設計自由度を両立します。
まずは、SE構法について理解を深めるために、どんな建築工法なのかを解説していきます。
構造計算による設計
SE構法では、構造計算による設計をしています。なぜなら、木造建築の耐震性を高めるためには、建物の構造をコンピューターを用いてシミュレーションし、地震や台風などの自然災害に耐えられる強度を確保することが重要だからです。
構造計算による設計では、建物の形状や構造、地盤の状態などを考慮して、必要な強度を算出します。そのため、耐震性の高い木造住宅が建てられます。
構造用集成材の採用
構造用集成材とは、木材を接着して強度を高めた材料です。構造用集成材を採用することにより、耐震性を高めることができます。
なぜなら、一般的な木材よりも強度が高いからです。構造用集成材は、住宅の柱や梁、床材など、家を支えるためのさまざまな重要な部材に使用されています。
ラーメン構造の採用
ラーメン構造とは、柱や梁を直角に組み合わせた構造です。
地震による揺れが発生すると、建物は揺れによって変形します。しかし、ラーメン構造を採用することにより、柱と梁が一体化されているため、変形しても接合部が外れることはありません。
そのため、建物全体が一体となって揺れを吸収し、倒壊を防げます。ラーメン構造は、木造建築の耐震性を高める代表的な工法のひとつです。
SE構法の普及状況
SE構法による住宅建設実績は累計1万棟を超えており、現在も継続的に増加しています。
2022年時点で全国約600の工務店がSE構法登録施工店として認定され、これまでに25,000棟以上の建物が施工されています。
住宅分野にとどまらず、体育館、武道館、学校施設、商業施設など大規模木造建築でも採用が拡大しています。
実際の地震での検証結果も優秀で、SE構法で建設された住宅は東日本大震災、熊本地震、能登半島地震などの大地震においても半壊・全壊事例がゼロという実績を残しています。繰り返し発生する地震に対しても高い耐久性を示しています。
SE工法の登録施工店制度
SE構法の施工は、専門的な技術と知識が必要なため、どの建設会社でも対応できるものではありません。
株式会社エヌ・シー・エヌが実施する試験に合格したSE構法施工技士が在籍し、一定の技術基準を満たした「SE構法登録施工店」のみが施工を担当します。
登録施工店になるためには、SE構法の基本契約締結と技術研修受講、試験合格が必要です。SE構法施工管理技士を最低1名以上在籍させることが義務付けられています。
品質管理も徹底されており、施工管理技士は工事進行状況を詳細に記録し、構造躯体完成後14日以内に「SE構法性能報告書」の提出が義務化されています。
設計データは専用開発されたCADシステムから直接プレカット工場に送信され、コンピュータ制御により設計図面通りの精密加工が行われます。
これにより設計から施工まで一貫した品質保証体制が確立されています。
SE構法の費用相場は?
SE構法の費用相場は、坪単価60万円から90万円とされています。
SE構法は高い耐震性能を持ち、構造計算による設計や構造用集成材・ラーメン構造の採用と、一般的な住宅に比べて複雑な設計を行うため、初期費用がやや高めになります。
以下では、その理由と長期的な経済メリットを詳しく解説します。
在来軸組構法との費用比較
柱や梁で家を支える日本の伝統的な建築構法である在来軸組構法は、坪単価50万~70万円が相場です。在来軸組構法は間取りを変更しやすい一方で、耐震性が高い設計には向いていません。
在来軸組構法と比べると、SE構法は費用がかかります。設計費用は高くなるものの、耐震性や構造の強度を高められるため、安全性は増します。
SE構法を採用する場合、費用が高くなる傾向があることを覚えておきましょう。
SE構法のランニングコスト
SE構法住宅のランニングコストは、一般的な木造住宅と比較して大幅に削減される傾向があります。
高い耐久性を持つ構造用集成材と精密な施工により、長期間にわたって建物の性能が維持されるためです。
メンテナンス頻度の低減が最大のメリットです。SE構法で使用される構造用集成材は反りや割れが少なく、接合部の精度も非常に高いため、構造体そのもののメンテナンスがほとんど不要になります。
10年後、20年後の大規模修繕においても、構造補強工事が必要になるリスクが大幅に軽減されます。
長期優良住宅として認定を受け、定められた維持管理計画に沿って定期点検を実施することで、不具合を早期に発見・対応でき、将来的な修繕費用の負担を軽減できます。
また、耐震等級3の取得により地震保険料が最大50%割引となり、節約効果が期待できます。
SE構法の資金計画のポイント
SE構法による住宅建築では、初期費用の高さを各種優遇制度でカバーする資金計画が重要です。
長期優良住宅認定により住宅ローン控除の拡充を受けられ、借入残高の0.7%を最大13年間所得税から控除できます。
フラット35Sの金利優遇も大きなメリットです。SE構法住宅は耐震性や省エネ性能が高いため、当初5年間の金利が引き下げられます。
補助金制度の活用も見逃せません。ZEH住宅や長期優良住宅への補助金などの各種補助制度を組み合わせることで、初期費用の負担を大幅に軽減できます。
これらの制度を最大限活用すれば、実質的な建築費用は在来工法との差額を相当程度圧縮できるでしょう。
SE構法が選ばれる5つの理由
SE構法が選ばれる理由は大きく5つあります。それが以下です。
順番に解説していきます。
高い耐震性
選ばれる理由のひとつは、その高い耐震性です。上述したようにSE構法は、構造計算による設計と構造用集成材の採用、ラーメン構造により、高い耐震性を実現しています。
SE構法では、すべての住宅に対して構造計算を行うため、建物にかかる荷重や地震の揺れに対する強度を把握した上で、家を建てられるのが魅力です。
例えば、建物の配置や大きさ、構造用材の種類や断面、接合部の強度など、さまざまな条件を検討しながら、地震や台風などの自然災害に耐えられる最適な構造を設計します。そのため、地震や台風などの自然災害に強い家を建てることが可能です。
自由度の高い間取り
SE構法は、ラーメン構造を採用しているため、柱と梁の配置を自由に設計可能です。そのため、さまざまな形状の建物や、自由度の高い間取りを実現でき、理想とする家を建てることにも役立ちます。
例えば、以下のような間取りが実現できます。
- 柱や壁のない広々としたリビング
- 吹き抜けや大開口による開放感のある空間
- スキップフロアやロフトによる立体的な空間
また、SE構法では、構造計算に基づく設計を行うため、柱や壁の配置を工夫することで、耐震性能を損なうことなく、自由度の高い間取りにできます。
木のぬくもり
SE構法は、木造建築の工法であるため、木のぬくもりを感じられる家を建てられます。具体的には、以下のような家です。
- 地震や台風などの自然災害に強い家
- 家族のライフスタイルや好みに合わせて自由に間取りを設計できる家
- 木をふんだんに使用した温かみの感じられる家
SE構法は、耐震性と自由度の両方を兼ね備えた、木造建築の工法です。耐震性だけではなく、さまざまな要望を叶えられるため、自分の理想的な家を建てたい方にもおすすめできます。
基本的な住宅性能も高い
SE構法が選ばれる理由の1つとして、基本的な住宅性能が高い点も挙げられます。耐震性や間取りの自由度だけでなく、ベースとなる基礎性能も高水準で設計されます。
例えば、SE構法では断熱性能や気密性も優れており、快適な室内環境を維持することが可能です。また、耐火性にも優れ、火災が起きても被害を最小限に留められる素材が採用されます。
住宅の基本スペックが高いという点も、SE構法が多くの人々に選ばれる理由です。
長期的な資産価値の維持
SE構法住宅は、高い構造性能と間取り変更の容易さにより、長期的な資産価値を維持しやすい特徴があります。
スケルトン・インフィルによる間取り変更の自由度は、時代や家族構成の変化に応じて住空間を柔軟に再構築できるため、古さを感じさせない快適な住まいを長く保つことができます。
長期優良住宅認定による税制優遇も資産価値維持に貢献します。住宅ローン控除の拡充、地震保険料の割引、固定資産税の軽減措置など、経済負担軽減により実質的な資産価値が向上します。
SE構法登録施工店による品質保証体制も重要です。構造躯体に対する最大20年の性能保証により、将来の売却時にも建物の信頼性を証明できます。
構造計算書や施工管理報告書の保管により、建物の履歴が明確で、資産価値の透明性が確保されています。
SE構法とスーパーウォール工法の徹底比較
SE構法とスーパーウォール工法は、どちらも従来の木造住宅の性能向上を目指した工法ですが、アプローチが根本的に異なります。
これらの違いにより、それぞれが得意とする分野と適用場面が明確に分かれており、建築主の優先順位によって選択すべき工法が決まるでしょう。
構造面での根本的な違い
SE構法とスーパーウォール工法の最大の違いは、建物の強度確保手法にあります。
SE構法は木造ラーメン構造により、柱と梁の剛接合で建物全体の剛性を確保します。特殊なSE金物による強固な接合部と構造用集成材の組み合わせにより、筋交いや耐力壁を最小限に抑えながら高い耐震性を実現するでしょう。
一方、スーパーウォール工法は従来の木造軸組工法に高性能パネルを組み合わせたモノコック構造となります。硬質ウレタンフォームを内蔵したSWパネルを壁面全体に配置し、面で外力を受け止めて建物全体に分散させます。
構造計算よりも壁量規定に基づく設計が主体で、パネルの配置により耐震性を確保する仕組みです。両工法とも耐震等級3の取得が可能ですが、アプローチが大きく異なります。
SE構法は部材ごとの構造計算によって最適化を図り、スーパーウォール工法はパネルによる面構造で高い安定性を確保します。
快適性や省エネ性能の違い
快適性と省エネ性能において、スーパーウォール工法が圧倒的に優位です。
硬質ウレタンフォームパネルによる高気密・高断熱性能により、C値1.0以下の優れた気密性を実現します。これにより、冷暖房効率が大幅に向上するでしょう。
24時間計画換気システムとの組み合わせにより、室内空気質も良好に保たれます。
SE構法は構造性能に特化しており、断熱・気密性能は採用する断熱材や施工方法に依存するでしょう。
ただし、外断熱工法の施工が容易で、適切な断熱設計により高い省エネ性能も実現可能です。
スーパーウォール工法では壁内結露の防止効果も高く、建物の耐久性向上にも貢献します。
SE構法は構造体の精度が高く、構造用集成材の安定性により長期的な性能維持が期待できるでしょう。
設計自由度と将来対応力の違い
設計自由度においてSE構法が圧倒的に優れています。木造ラーメン構造により最大スパンが事実上無制限となり、柱や壁の少ない大空間の実現が可能です。
スケルトン・インフィルの考え方である構造躯体と内装を分離した設計により、将来の間取り変更も容易になるでしょう。
吹き抜け、大開口、ビルトインガレージなど、従来の木造住宅では困難な設計も構造計算により安全に実現します。
スーパーウォール工法は木造軸組工法がベースですが、パネル配置の制約により設計自由度は限定的です。耐震性確保のためには一定の壁量が必要で、大空間や大開口の実現には制限があります。
将来の間取り変更においても、パネルを撤去すると構造性能に影響するため、大規模な変更は困難でしょう。
SE構法で叶えられる家
ここからは、SE構法で叶えられる家の実例を紹介していきます。以下参考にしながら、自分はどんな家を建てようか考えてみてください。
広々としたリビングとキッチンを備えた家
広々としたリビングとキッチンを備えた家は、家族や友人とくつろいだり、料理や食事をしたりするのにぴったりの空間です。
ソファやテーブルをゆったりと配置して、みんながくつろげるスペースを確保しましょう。また、テレビやオーディオなどの設備を充実させて、リラックスした時間を過ごせるようにするのもおすすめです。
また、キッチンも広々としており、家族や友人とのコミュニケーションをとりながら、料理や食事を楽しめます。
大きな吹き抜けやスキップフロアのある家
大きな吹き抜けやスキップフロアのある家は、開放感と広がりを感じられる空間です。上階から下階を見下ろすことができるため、家族や友人の様子を見守ったり、コミュニケーションをとったりするのに便利です。
スキップフロアを採用することにより、上下階に段差をつけられます。そのため、立体的な空間を演出することが可能です。また、上下階に異なる用途の部屋を設けることで、生活にメリハリをつけられるでしょう。
家族のライフスタイルに合わせて間取りを設計した家
家族のライフスタイルに合わせて間取りを設計することで、より快適に暮らせます。
例えば、子育て世帯であれば、子どもがのびのびと遊べるスペースを確保したり、子どもの様子を見守りやすい間取りにしたりすることが大切です。
また、趣味や仕事に熱中する家族であれば、集中できるスペースを確保したり、趣味や仕事に役立つ設備を備えたりするのもよいでしょう。
SE構法を採用する際の注意点
SE構法を住宅の設計に採用する場合、以下の点に注意しましょう。
それぞれの注意点について解説します。
SE構法で施工できる会社は探しにくい
SE構法を採用する際の注意点として、施工できる会社を見つけるのが難しい点が挙げられます。SE構法を採用するには施工者及び施工会社に専門的な技術と知識が求められるため、すべての工務店や建築会社が対応できるわけではありません。
そのため、SE構法での建築を希望する場合、まずは信頼できる施工会社を見つけることが必要です。しかし、SE構法での施工実績が豊富な会社は限られており、地域によっては選択肢が少ないこともあります。
そのため、早い段階から会社探しを始め、信頼できる会社を見つけておくようにしましょう。
構法の歴史が浅く補強方法が確立していない
SE構法はそれ自体の歴史が浅く、補強方法が十分に確立されていません。先進的な技術を取り入れた新しい工法である一方で、従来の木造住宅とは異なる設計と施工が求められます。
そのため、構法としては有効であるものの、長期的なメンテナンスや補強となると、技術やそれを提供する施工者が不足しているというのが、SE構法の現状です。日本では地震などの自然災害が頻発するため、補強工事は必須と言えますが、それについて明確な方法が確立していません。
木造住宅よりコストが高い
費用相場でも解説したように、SE構法のコストは木造住宅よりも高くなります。SE構法では専用の金物や高品質な集成材を使用するため、建築費用が一般的な木造住宅と比べて割高になる傾向があります。
また、SE構法は構造計算や設計に専門的な技術が必要になるため、その分の設計費用も必要です。
しかし、初期投資が高い一方で耐震性や耐久性に優れた住宅を提供するため、長期的な視点で見ればコストパフォーマンスが高いと考えられます。コストについては、予算や施工会社と相談しながら判断するようにしましょう。
設計や施工期間が長期化する場合も
SE構法では全棟で構造計算を実施するため、設計期間が通常の木造住宅より長くなる傾向があります。
構造設計士による詳細な構造計算と、それに基づく構造図の作成に時間を要するでしょう。特に複雑な形状や大空間を含む設計では、計算に時間がかかる場合があります。
構造計算の結果を受けて意匠設計の修正が必要になることもあり、設計の往復により期間が延びる可能性があります。
SE構法登録施工店との調整や、専用プレカット工場でのスケジュール確保も必要となるでしょう。繁忙期には構造計算や部材加工の順番待ちが発生する場合もあります。
事前に施工スケジュールを十分検討し、余裕を持った計画を立てることが重要です。
SE構法が得意な工務店を探す方法
SE構法で家を建てるためには、SE構法が得意な工務店に依頼する方法がおすすめです。
上述したようにSE構法は、構造計算に基づく設計や、構造用集成材の採用など、専門的な知識や技術が必要。そのため、SE構法が得意な工務店に依頼することで、安心して家を建てられます。
ここからは、SE構法が得意な工務店を探す方法について解説します。
施工実績が豊富かどうか
工務店の施工実績が豊富かどうかは重要です。なぜなら、施工実績が豊富な認定施工店は、SE構法のノウハウを蓄積しており、安心して依頼できるからです。
具体的には、以下3つのことに注目してみてください。
- 施工実績の年数
- 施工実績の件数
- 施工実績の地域
施工実績の年数が多い工務店は、SE構法の施工歴が長く、豊富な経験とノウハウを持っている可能性が高いです。件数が多い工務店は、多くのSE構法の家を建ててきた実績があり、技術やノウハウが蓄積されている可能性が高いでしょう。
また、施工実績の地域が広い工務店は、さまざまな地域の条件やニーズに対応できる可能性が高いでしょう。
なお、施工実績が豊富だからといって、必ずしも安心できるとは限りません。施工実績が豊富な工務店でも、施工の品質やアフターサービスが悪い場合もあります。
そのため、施工実績を確認した後は、実際に工務店を訪れて、担当者に話を聞いてみることをおすすめします。
口コミや評判のチェック
口コミや評判は、工務店を選ぶ際に重要な情報源のひとつです。実際に家を建てた人の声を聞くことで、工務店の特徴や強み、弱みなどを知ることができます。
口コミや評判を確認する方法は、以下の3つが挙げられます。
- 工務店のホームページ
- 住宅情報サイト
- インターネット上の口コミサイト
工務店のホームページでは、口コミや評判を掲載している場合があります。また、住宅情報サイトや雑誌、書籍などでも、口コミや評判を掲載している可能性が高いです。
さらに、インターネット上の口コミサイトでは、さまざまな工務店の口コミや評判をまとめて確認できます。ただし、誰でも投稿できるため、内容の信憑性には注意が必要です。
口コミや評判をチェックする際には、口コミや評判の件数や投稿の時期も確認しましょう。
なお、口コミや評判は、あくまでも個人の感想であり、必ずしもすべての人に当てはまるとは限りません。そのため、口コミや評判を鵜呑みにするのではなく、あくまでも参考として、他の情報をもとに総合的に判断することが大切です。
展示場やモデルハウスを見学
展示場やモデルハウスを見学することは、工務店や家づくりの雰囲気を知るよい機会です。実際に家を建てる前に、さまざまな工務店の展示場やモデルハウスを見学して、比較検討してみましょう。
展示場やモデルハウスを見学する際には、以下のポイントを押さえることがおすすめです。
- 事前に情報収集する
- 複数の工務店を見学する
- 営業担当者に質問する
事前に情報収集することで、展示場やモデルハウスで何を見るべきか、どのような質問をすべきかがわかります。また、複数の工務店を見学することで、それぞれの工務店の特徴や強み、弱みの比較が可能です。
さらに、営業担当者に質問することで、工務店の知識や技術、施工実績などについて詳しく知ることができます。あわせてアフターサービスについても確認し、工務店を選ぶ際の判断材料を得るようにしましょう。
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項目 | 詳細 |
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会社名 | 大創建設株式会社 |
住所 | 東京都三鷹市上連雀7-32-32 |
TEL | 0422-41-5991 |
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大創建設株式会社の口コミや評判、特徴に関して、以下の記事で詳しく解説しています。同社について詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
まとめ
SE構法は、高い耐震性と自由度の高い間取りを実現できる木造住宅の構造です。地震大国である日本において、安心して暮らせる家を建てたい人に選ばれています。
SE構法で家を建てるためには、SE構法が得意な工務店に依頼することが大切です。SE構法は、構造計算に基づく設計や、構造用集成材の採用など、専門的な知識や技術が必要です。
そのため、SE構法が得意な工務店に依頼することで、安心して家を建てることができます。今回、解説したSE構法についてや工務店を選ぶポイントを参考にしてみてください。