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ツーバイシックス工法とは?メリットやデメリット、おすすめの住宅会社を紹介

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「ツーバイシックス工法について知りたい!」
「ツーバイシックス工法の住宅を検討中…」

本記事を読んでいるあなたは上記のように思っているのではないでしょうか。

住宅会社を調べているとさまざまな工法で住宅が建てられているため、『ツーバイシックス工法』の名前を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。しかし、工法の名前を知っているだけで特徴を理解せずに住宅を建ててしまうと、自分が本当に建てたかった住宅が実現できなかったなどと後悔してしまいます。

上記のようにならないために本記事では、ツーバイシックス工法の特徴や在来工法の違い、メリット・デメリットを詳しく解説します。ツーバイシックス工法が気になっている方は、ぜひ参考にしてみるといいでしょう。

また、以下の記事では当メディアが厳選する高性能にこだわる住宅会社を紹介しておりますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

目次

ツーバイシックス工法とは

ツーバイシックス工法とは、木造住宅の枠組壁工法の一つで、2インチ×6インチ(38mm×140mm)の規格角材を使用して6面体構造で建物を支えます。6面体構造は、ツーバイシックス材で骨組みし、その骨組みに対して構造用合板を留めつけて壁や床を造っていきます。

ツーバイフォー工法と同じく地震に強く耐火性に優れた家となりますが、ツーバイシックス材はツーバイフォー材より幅が広いため外壁はツーバイフォーの約1.5倍の厚みとなり、より強固な家づくりが可能です。ツーバイシックスの住宅は、建築基準法で厳しく基準が設定されており、職人の腕による品質にバラつきのない均一で高品質な住宅が実現できるでしょう。

ツーバイシックス工法と在来工法の違い

ツーバイシックス工法は、骨組みに合板を留めつけて壁や床を造っていく6面体構造なのに対して、在来工法は柱と梁と筋交いなどで固定して建物を支える構造です。

在来工法では、樹齢が長く太い木からとれた良い木材を使い、職人が熟練の技で木材を見極めながら組んでいきます。そうすることで、丈夫で長持ちする家が完成するのですが、職人の力量や使用する木材によって品質にバラつきが出てしまうのが難点です。

しかし、ツーバイシックス工法は使用部材などが規定・標準化されているため、作業する職人による品質のバラつきが出にくくなります。

ツーバイシックス工法で住宅を建てる4つのメリット

ここでは、ツーバイシックス工法で住宅を建てる4つのメリットを解説します。

それぞれ詳しく解説しますので、ツーバイシックス工法を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

耐震性に優れた家が建てられる

1つ目のメリットは耐震性に優れた家が建てられることです。6面体構造で建物を支えているツーバイシックス工法は、地震などの外力を1点に集中させず、家全体にバランスよく力を分散させます。

そのため、地震の揺れ自体を小さく抑えられ、家具や窓サッシの損壊が少なくそのまま住み続けることが可能です。

阪神・淡路大震災や東日本大震災、熊本地震のような震度6、7の震災において、ツーバイフォー工法で建てた住宅の被害は少ないものでした。

一般社団法人ツーバイフォー建築協会「令和6年能登半島地震における被害調査報告会」会員アンケート調査概要によると、ツーバイフォー工法で建てた住宅の被害は地盤によるものが多く、地震による建物の変形が要因での被害は全壊と半壊がゼロとなっています。

上記の会員アンケート調査では、ツーバイフォー工法で建てた住宅を対象に行われました。しかし、ツーバイシックス工法で建てた住宅は外壁が約1.5倍の厚みとなるため、より耐震性に優れた住宅が実現できると言えます。

高気密・高断熱な家が建てられる

2つ目のメリットは高気密・高断熱な家が建てられることです。熱伝導率の低い木材で断熱材を挟むことで、建物全体が魔法瓶のようになり、外気の影響を受けにくくなります。

また、在来工法の場合は筋交いがあることによって施工技術による断熱欠損や隙間が生じやすくなりますが、ツーバイシックス工法はシンプルな造りのため断熱材を隙間なく入れることが可能です。

さらに、在来工法と比べると構造材同士の隙間が少なく、室内の温度が外部へ逃げにくくなっています。ツーバイシックス工法の住宅は、高気密・高断熱によって光熱費を抑えられる点も嬉しいポイントです。

耐火性に優れた家が建てられる

3つ目のメリットは耐火性に優れた家が建てられることです。ツーバイシックス工法の住宅では、すべての天井と壁の内側全面に厚さ12.5mm以上の石膏ボードを貼ります。

石膏には約20%の水分が含まれており、炎の高温にさらされると水蒸気を放出して延焼を防いでくれます。

石膏ボードだけでなく断熱材も火災時の熱を一定時間遮断し、構造体へ燃え広がるのを防いでくれるため、石膏ボードと断熱材も耐火性の向上にも役立っていると言えるでしょう。

高品質な家が建てられる

4つ目のメリットは高品質な家が建てられることです。ツーバイシックス工法は、住宅金融支援機構が監修している、枠組壁工法住宅工事仕様書によってマニュアル化されています。

この仕様書には施工手順だけでなく、木材や釘、金物のサイズや使用箇所まで細かく指定されているため高品質な住宅が実現可能です。

また、使用する部材は、日本農林規格(JAS)による厳しいチェックを受けてクリアしたものでないと使用できません。細かくマニュアル化されているからこそ、職人の技術によって品質にバラつきがなく均一に高品質な仕上がりとなります。

ツーバイシックス工法で住宅を建てる3つのデメリット

ここでは、ツーバイシックス工法で住宅を建てる3つのデメリットを解説します。

メリットが多くあり魅力的なツーバイシックス工法ですが、デメリットも存在します。ツーバイシックス工法を検討中の方は、メリットだけでなくデメリットもしっかりと理解するようにしましょう。

間取りに制限がある

1つ目のデメリットは間取りに制限があることです。ツーバイシックス工法は、6面体を組み合わせていく構造のため、理想の間取りが実現できない可能性があります。

例えば、大開口を設置して室内を明るくするなどは、壁自体が構造になっているツーバイシックス工法では実現が難しいでしょう。

間取りよりも断熱性や気密性といった、住宅性能を優先させたい方におすすめの工法です。ただ、住宅会社によってはツーバイシックス工法でも大開口が実現できる場合もありますので、相談してみると良いでしょう。

リノベーションがしにくい

2つ目のデメリットはリノベーションがしにくいことです。建物の荷重を壁で支えているため、壁を取り払って部屋を広げるなどの大きなリノベーションは難しいでしょう。

また、骨組みだけを残して造りかえるようなリノベーションも、実現できない可能性がありますのでご注意ください。ただ、ツーバイシックスの住宅は、全くリノベーションができない訳ではありません。

一部をリフォームしたり、将来リノベーションしやすい間取りに設計の段階でしておくことで実現可能です。リノベーション希望の方は、設計の段階で将来を見越した間取り決めが重要となります。

結露しやすい可能性がある

3つ目のデメリットは結露しやすい可能性があることです。ツーバイシックスのメリットでもある気密性の高さは、建物のすき間が少なくなるので、換気が不十分になるリスクがあります。

換気が不十分になると湿気が室内にこもり、結露によるカビやダニが発生しやすくなります。また、断熱性が高いツーバイシックス工法の住宅は、夏の日差しが室内に入り一度室内温度が上がってしまうと熱が逃げにくくなります。

しっかりと空調管理と日射遮蔽を行わないと、建物や人体に悪影響を与える可能性がありますので、ご注意ください。

ツーバイシックス工法の住宅を建てる際は、空調管理と日射遮蔽もセットで相談できる住宅会社に依頼すると安心です。

三鷹市で注文住宅を建てるなら大創建設株式会社

大創建設
出典元:大創建設
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項目詳細
会社名大創建設株式会社
住所東京都三鷹市上連雀7-32-32
TEL0422-41-5991
ホームページhttps://www.daiso1966.jp/

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まとめ

本記事ではツーバイシックス工法と在来工法の違いや、メリット・デメリットを詳しく解説しました。ツーバイシックス工法は、規格角材を使用して6面体構造で建物を支えます。

ツーバイフォー工法と同じく地震に強く耐火性に優れた家となりますが、ツーバイシックス材はツーバイフォー材より幅が広いため外壁はツーバイフォーの約1.5倍の厚みとなり、より強固な家づくりが可能です。

地震に強く断熱性・気密性に優れた高性能住宅が実現できるツーバイシックス工法ですが、在来工法と比べると間取りが制限されたり、結露によってカビやダニが発生しやすくなるなどのデメリットも存在します。

ツーバイシックス工法を検討中の方は、メリットやデメリットをしっかりと理解した上でオーダーするようにしましょう。本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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