家の購入を考える際、戸建てかマンションか迷う方は多いでしょう。戸建てとマンションはそれぞれ特徴が異なります。
メリット・デメリットを考慮せず決めてしまうと、のちに後悔する可能性があるため注意が必要です。高い費用がかかるからこそ失敗したくないはず。
そこで本記事では、戸建てとマンションの違いとそれぞれのメリット・デメリットについて解説します。購入後に後悔しないためにも、この記事を参考にしてみてください。
また、以下の記事では当メディアが厳選する高性能にこだわる住宅会社を紹介しておりますので、気になる方は参考にしてみるといいでしょう。
戸建てとマンションの違いとは?
戸建てとマンションの違いと特徴をまとめた表が以下です。ぜひ参考にしてください。
項目 | 戸建て | マンション |
---|---|---|
立地 | 駅や商業施設から離れた場所に多い | 駅から近い物件が多い商業施設の近くに住める |
所有権 | 土地と建物一体の所有権を取得できる | 建物の一部分を所有する区分所有になる |
敷地 | 敷地全てを所有できる庭や駐車場は自由に使用できる | 庭や駐車場は、他の人と共有することになる |
セキュリティ | 自身でのセキュリティ対策が必要 | エントランスがあり、オートロックなどセキュリティ面は充実している |
風通し・日当たり | 自由に窓を付けられるため、風通しや日当たりがいい物件が多い | 部屋や階数によって変わる窓の向きや数は限られる |
管理 | 全て自身で行う必要がある | 管理費に清掃やゴミ出し、修繕などが含まれる |
リフォーム | 自由にリフォームできる | 管理規約の制限に従う必要がある |
資産価値 | 耐用年数は短いが土地は残る | 耐用年数が長く資産価値は緩やかに落ちる |
維持費 | 15〜20年に一度、塗装や防水工事などに費用がかかる | 管理・修繕積立金が毎月1万〜3万円ほどかかる |
間取り・デザイン | 予算に応じて自由に決められる | 決まっていることが多い |
上記の表を参考にして、戸建てとマンションのどちらが自身や家族に合っているかを考えてみましょう。
戸建てとマンションのメリット・デメリットを比較
ここでは、戸建てとマンションそれぞれのメリット・デメリットを解説します。それぞれを把握して、家選びに活かしてみてください。
戸建てのメリット・デメリット
戸建てのメリット・デメリットは以下の通りです。
戸建てのメリット | 戸建てのデメリット |
---|---|
・音を気にしなくていい ・管理費や修繕費がかからない ・プライバシーを守れる ・間取りやデザインを自由に決められる ・資産価値が高い ・庭や駐車場を自由に活用できる | ・駅や商業施設からは遠くなる可能性が高い ・動線設計が複雑になる・セキュリティ面に不安がある ・メンテナンスは自分でする必要がある ・価格が高い ・修繕は自分でする必要がある |
戸建て最大のメリットは、間取りやデザインを自由に決められることです。理想の家を作りたい場合は、マンションより戸建てがいいでしょう。
また、隣や下の階の住民に音で気を遣う必要がありません。小さいお子さんやペットがいる方は、戸建てが最適です。
ただし、戸建ては立地やセキュリティー面でデメリットがあります。特に都心や中心部の戸建ては、駅から遠くなる可能性が高いです。
公道に面することが多い戸建ては、セキュリティー面を強化する必要があります。防犯カメラやライトなどの購入費用や維持費がかかるでしょう。
メリット・デメリットの両方を考慮した上で、戸建ての検討をしてみてください。
マンションのメリット・デメリット
マンションのメリット・デメリットは以下です。
マンションのメリット | マンションのデメリット |
---|---|
・利便性の高い立地が多い ・セキュリティ対策に優れている ・建物自体の清掃をしなくて良い ・家事動線をコンパクトにできる ・戸建てより安く購入できる可能性が高い | ・間取りやデザインの自由度が少ない ・管理費や修繕積立費を毎月払う必要がある ・リフォームがしにくい ・生活音を気にする必要がある ・面積が狭い |
マンションは利便性やセキュリティ対策に優れているのが大きなメリットです。電車通勤の方やセキュリティ面が不安な方は、マンションが最適でしょう。また、マンションは複数階にならないため、家事動線をコンパクトにできます。
ただし、マンションは間取りやデザインを決められている場合が多いです。マンションを建てるメーカーの仕様で間取りやデザインが決まります。理想の家を建てたい方には向きません。
また、面積も限られているため、お子さんが多くいる家庭や二世帯で暮らしたい場合にも不向きと言えます。
戸建てとマンションそれぞれに向いている人
戸建てとマンションの特徴について見てきましたが、それぞれどんな人が向いているのか理解しておく必要があるでしょう。戸建て向き、マンション向きの人の特徴を把握しておくと、自分がどちらに当てはまるか判断できるようになります。
ここでは、戸建てに向いている人、マンションに向いている人の特徴をそれぞれ解説します。
戸建てに向いている人の特徴
戸建て住宅には、プライバシーや自由度を重視する方向きです。
戸建ては隣家との距離が確保されているため、生活リズムが他人に干渉されにくく、自分のペースで暮らせます。プライバシーが確保できるため、自分の空間や生活リズムを守りたいという方に最適です。
また、将来的にリフォームや増築を考えている方にも、戸建ては選択肢となるでしょう。マンションと比べて長期的な視点で購入することになるため、リフォームや増築を視野に入れている方は、戸建てが向いています。
自分の手で管理したい、自由に暮らしたい方であれば、戸建てを選択するべきでしょう。
マンションに向いている人の特徴
マンションは、利便性と手間の少なさを重視する人に向いています。
マンションは立地を重視して建てられるため、都市部や駅近の立地にあることが多く、通勤や買い物が便利です。また、セキュリティも優れており、一人暮らしや共働き世帯でも安心して暮らせます。
さらに、共用部分の清掃や建物の管理は管理会社が行うため、維持管理の負担が少なく、時間を節約したい人に適しています。戸建てに比べて管理やメンテナンスの負担が少ないのも、マンションの魅力です。
日常生活における手間を省きたいと考えている方にとって、マンションはおすすめです。
戸建てとマンションのどちらが自分に向いている?
戸建てとマンションどちらが向いているかを以下4の内容に分けて比較します。
それぞれの解説を参考にして、戸建てにするかマンションにするか決めてみてください。
戸建てとマンションの購入費用を比較
購入費用は、立地やどこまでこだわるかによって大きく変わります。購入費用と購入にかかる諸費用を合計すると、戸建ての方が安くなる傾向にあります。
立地や間取り、デザインにこだわりのない戸建てはマンションより安いです。しかし、利便性の良い立地や間取りデザインにこだわるとマンションより高くなる可能性があります。
マンションは立地の良い場所にある場合が多いため、最低価格も高いです。特に、首都圏や近畿圏など主要部になると、マンションの価格は急激に上がります。
住む予定の地域の土地とマンションの相場を調べて、戸建てにすべきかを検討してみてください。
戸建てとマンションの維持費を比較
戸建てとマンション共に維持費がかかります。まず、どちらも共通してかかる維持費が以下です。
- 固定資産税
- 都市計画税
- 保険料
鉄筋コンクリート造で建てられるマンションは耐用年数が47年です。木造の戸建ては耐用年数が22年になります。
固定資産税に関しては、マンションの方が高くなりやすいです。一方、保険料は火災や自然災害のリスクが高い戸建ての方が、マンションより高くなります。
また、戸建てだけにかかる維持費は以下が挙げられます。
- 外壁や屋根の塗装・修繕
- シロアリ対策
- 床下修繕
- 水道や排水管などの設備修理
マンションだけにかかる維持費は以下です。
- 管理費
- 修繕積立費
- 駐車場代・駐輪場代
マンションの管理費・修繕積立費は毎月かかります。年数を重ねるごとに高くなる傾向にあるため、長い目で見ると高額です。
戸建ては管理費や修繕積立費はかかりません。しかし、補修や修理が必要な箇所が出てきた場合、一度に高額な費用が必要です。
維持費のトータルで考えた場合、場所や条件にもよりますが戸建ての方が安く済む傾向にあります。
戸建てとマンションの将来性
将来の資産価値の観点で見ると、戸建ての方が価値が高くなる可能性が高いです。戸建ては、建物の資産価値はマンションより早く減ります。
しかし、土地の価値は下がりにくいです。場合によっては上がります。戸建ての資産価値は土地が暴落しない限り、一定を保ちます。
一方、マンションは建物が古くなるにつれて資産価値が下がっていくのが特徴です。築年数が浅い物件は高く売れますが、築年数が古い物件は安くなります。
長く住んだ後に売却する場合は、戸建てがおすすめです。
ライフスタイルからみた戸建てとマンション
以下に当てはまる家庭は戸建ての方が最適でしょう。
- 家族が多い(4人以上)
- 2世帯で暮らしたい
- 車や自転車などの趣味がある
戸建ては土地を選べるため、家の広さも広くできます。家族が多くても対応が可能です。
一方、マンションは広さが限られています。家族が多い家庭には向きません。2世帯で暮らしたい場合も、2・3階にできる戸建てが最適でしょう。
自由に間取りが決められるため、世帯ごとに部屋を区切れます。また、車や自転車の趣味がある場合は、ガレージを作れる戸建てがぴったりでしょう。
以下に当てはまる場合はマンションの方が最適です。
- 共働きで家事動線をコンパクトにしたい
- 電車で通勤する人が多い
共働きで家事動線をコンパクトにして負担を無くしたい場合は、マンションの方が最適でしょう。また、利便性のいいマンションは電車通勤の多い家庭に最適です。駅から近い立地の良さを活かせるでしょう。
戸建てかマンションか選ぶ際のポイント
ここまで戸建てとマンションのどちらが向いているか、項目ごとに比較してきました。それらに加え、戸建てかマンションかを選ぶ際には、以下のポイントを押さえておくことが必要です。
それぞれのポイントについて解説します。
優先順位を決めておく
戸建てかマンションかを選ぶ際、何を重視するかを明確にすることが重要です。家を選ぶとなると、以下のようなことを優先したいと考える方もいるでしょう。
- 通勤時間を短縮したい
- 子育てに適した環境を選びたい
- 静かな場所で暮らしたい
さまざまなニーズがある中で、優先順位を決めておくことで選択が容易になります。マンションなら利便性やセキュリティが高く、維持管理が手軽です。
一方で戸建てはプライバシーが確保しやすく、自由にリフォームができるなどのメリットがあります。最終的に何を優先したいのかが明確になっていると、戸建てかマンションかを選ぶ際の判断材料となります。
相見積もりを取る
家を購入する際に必要なのが、複数の業者からの相見積もりです。複数社からの見積もりを取ることで価格やサービス内容を比較でき、自分に最適な物件を選ぶ手助けになります。
同じエリア内でも、業者によって提供する価格やサービスに違いがあります。同じ条件で相談しても、提案されるマンションや戸建ては異なるでしょう。
相見積もりは手間がかかりますが、長期的に見て後悔しない選択をするためには欠かせません。加えて優先順位が決まっていると、戸建てかマンションかがすぐに決定できるでしょう。
余裕のある資金計画を立てる
戸建てでもマンションでも、家の購入は人生の大きな決断であり、資金計画が重要になります。戸建てやマンションを選ぶ際には、初期費用や毎月のローン返済だけでなく、購入後の維持費や修繕費も見越した資金計画を立てることが必要です。
マンションの場合管理費や修繕積立金が毎月発生しますが、戸建てでも定期的な外壁塗装や設備のメンテナンス費用がかかります。こうした購入費用以外での支出にも対応できるような予算に設定しておくと、資金面で余裕が持てるでしょう。
戸建てとマンションのどちらを選ぶ際にも、資金計画は重要になります。無理のない資金計画を立てた上で、戸建てかマンションかを選ぶことが大切です。
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項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 大創建設株式会社 |
住所 | 東京都三鷹市上連雀7-32-32 |
TEL | 0422-41-5991 |
ホームページ | https://www.daiso1966.jp/ |
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まとめ
本記事では、戸建てとマンションの違いとそれぞれのメリット・デメリットについて解説しました。
家族が多い場合や間取りやデザインを自由にしたい方は、戸建てが最適です。一方、セキュリティ面や利便性を重視したい方はマンションの方がいいでしょう。
戸建て・マンションそれぞれのメリット・デメリットを把握した上で、どちらにするかを決める必要があります。
この記事を参考にして、戸建て・マンションの最適な方を選んでみてください。