自然や文化、観光などさまざまな魅力がある東京都三鷹市。三鷹市で長期的に暮らしたい方の中には、新築住宅を建てるか検討している方も多いでしょう。
新築住宅を建てる際は、三鷹市独自の補助金制度を把握しておくのがおすすめです。補助金を受けられれば余裕のある資金計画を立てることがき、安心して三鷹市に新築住宅を建てられるでしょう。
この記事では、三鷹市の新築住宅補助金について解説します。現時点での申請状況や対象者・対象設備なども紹介するため、三鷹市で新築住宅を建てるか検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、本記事では三鷹市の令和5年度における補助金制度を参考にしています。最新情報については三鷹市の公式サイトをご確認ください。
三鷹市で受けられる新築住宅の補助金(令和5年度)
ここでは、令和5年度における新築住宅の補助金について解説します。三鷹市では『新エネルギー・省エネルギー設備設置助成金』が用意されています。
地球温暖化対策の推進を目的に、決まった設備の導入にかかった費用の一部に対して助成を受けることが可能です。令和5年度における『新エネルギー・省エネルギー設備設置助成金』の補助金対象となった設備は、以下の4つです。
それぞれの設備の特徴と補助金について、詳しく解説します。
新エネルギー設備
新エネルギー設備に該当するのは、以下のような設備です。
- 太陽光発電設備
- 風力発電設備
- 蓄電池（太陽光発電設備あり）
太陽光発電設備と風力発電設備の補助金は、2万円(1kWあたり)×設備の最大出力量(kW、小数点以下第3位四捨五入)で算出され、千円未満は切り捨て・上限10万円となっています。
蓄電池については、5万円を補助金として受けることが可能です。環境に配慮した新エネルギーを活用する設備には、上記のような補助金制度が設けられています。
太陽熱利用システム
太陽熱利用システムに該当するのは、以下のような設備です。
- 強制循環式ソーラーシステム
- 自然循環式太陽熱温水器
太陽の熱を活用する設備に充てられる補助金制度で、強制循環式ソーラーシステムは5万円、自然循環式太陽熱温水器は2万円の補助金を受けることが可能です。
ただし、補助金は一般財団法人ベターリビングから優良住宅部品であると認定を受け、給湯するものに限られます。高品質であると証明しなければ補助金は受けられないため、注意しましょう。
高効率給湯器
高効率給湯器に該当する設備にも、補助金を利用できます。
- 燃料電池コージェネレーション
- 自然冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート)
燃料電池で発電と廃熱を回収するコージェネレーションについては、新築住宅で使用するエコファームのサイズによって補助金が異なります。一般的なエコファームは3万円、エコファームミニは2万円です。
自然冷媒ヒートポンプ給湯器については、2万円の補助金を受けられます。
省エネルギー設備
省エネルギーを実現する設備も補助金の対象となります。対象設備は、以下のようなものです。
- 高断熱窓
- 高断熱玄関ドア
室内の温度を一定に保てるため、上記の高断熱設備は補助金を受けることが可能です。条件に当てはまる場合、材料費・設備費及び工事費の合算を8分の1した金額を補助金として受けられ、上限は25万円となっています。
補助金を受けるにはいくつか条件があり、外気に接する既存設備であるか、国の補助対象機器として執行団体が登録しているかなどがあります。省エネルギー設備の補助金を受ける際は、助成条件を把握しましょう。
三鷹市の補助金対象者と設備
三鷹市では、補助金を受けられる対象者や設備にもルールがあります。ここでは、対象者と対象設備に分けてそれぞれ解説します。
対象者
三鷹市の新築住宅における、補助金助成の対象者は以下の要件に該当する方です。
- 三鷹市民または三鷹市内に事業所等を有する方
- 市税に滞納がない方
- 対象設備を自ら所有する方
- 対象設備を設置した日の翌日から起算して5年間は、当該設備を廃止、譲渡その他処分しない方
補助金を受けるには、これらの要件を全て満たさなくてはいけません。ただし、太陽熱利用システムと高効率給湯器に該当する設備については、三鷹市内に事業所等を有していなくても補助金を受けられます。
居住期間が短いと補助金は受けられないため、長期的な居住プランを立てている方であれば補助金を助成できるでしょう。
対象設備
新築住宅に設置する設備が補助金を受けられるかどうかについては、以下のような条件があります。
- 国、東京都の補助金対象となった設備も対象となる。ただし、国・東京都との補助金額の合算が対象経費を超えてはいけない
- ｢設置後6カ月を経過した設備｣、｢中古品の設備｣及び｢転売を目的とする設備｣の設置は助成の対象にならない。
上記以外にも、各補助金に該当する設備についてルールがあるため、確かめておく必要があります。
なお、補助金額については、「申請者自身が設備の設置工事を依頼した」または「住宅を購入した際に既に設置していた」によって、補助金額が異なるため注意が必要です。
申請者自身が設備の設置工事を依頼したケースでは、上記で紹介したような補助金を受けられます。住宅を購入した際に既に設置していたケースでは、補助金額は一律1万5千円となります。ただし、省エネルギー設備は補助金を受けられません。
これらの要件を踏まえて、三鷹市に新築住宅を建てる場合補助金をいくら助成できるか把握してください。受けられる補助金が分かっていれば、予算や資金計画を組みやすく、手続きもスムーズに実施できるでしょう。
三鷹市の補助金申請スケジュールと必要書類
ここでは、補助金申請のスケジュールと必要書類を紹介します。
補助金の申請期間
補助金の申請期間は、設置日から起算して6ヶ月以内とされています。設置日とは各設備の保証書に記載されている保証開始日を指し、そこから6ヶ月以内に申請しなければ補助金を助成できません。
また、発電設備については電力会社が電力を購入した日から数えるケースがあります。そのため、発電設備が運用を始めた日付も記録しておきましょう。
補助金の助成は三鷹市の予算内で実施されるため、予算残額がゼロになればその時点で申請期間が終了となります。受けられる補助金を明確にして、素早く申請するのがおすすめです。
補助金申請に必要な書類
補助金申請には、申請書が必須です。また、各補助金に関する必要書類を添付しなければいけません。必要書類は補助金ごとに異なるものの、申請書は必ず提出する書類です。
申請書や各書類に必要事項を記入したら、環境政策課窓口に提出します。郵送では受け付けていないため、窓口まで持参しましょう。
国や東京都から受けられる補助金も確認しよう！
補助金を受ける場合は、三鷹市だけでなく国や東京都からも補助金を受けられるか確認することが重要です。
ここまでに紹介した各補助金額は僅かなもので、費用負担の軽減を実感できないかもしれません。しかし、国や東京都からも補助金が受けられれば、設備の設置にかかる費用を抑えられます。
新築住宅を建てるには高額な建築費用がかかります。少しでも予算に余裕を持たせるためにも、三鷹市・東京都・国ごとに補助金の対象条件を確認しましょう。
三鷹市の新築住宅で受けられる補助金の最新情報
三鷹市の補助金に関する最新情報ですが、令和6年度の補助金については情報が更新されていません。三鷹市のホームページでは、令和5年度の補助金に関する情報が記載されています。
新年度が始まるのに合わせて情報が更新される可能性があるため、随時チェックしましょう。
三鷹市で新築を建てるなら大創建設がおすすめ
| 項目 | 詳細 |
| 会社名 | 大創建設株式会社 |
| 所在地 | 東京都三鷹市上達雀7丁目32番32号 |
| 対応エリア | 三鷹市・武蔵野市・調布市・小金井市・府中市・西東京市・杉並区・練馬区・世田谷区 |
| 公式サイト | https://www.daiso1966.jp/ |
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まとめ
本記事では、三鷹市の新築住宅に関する補助金について解説しました。
三鷹市独自の補助金を利用したい場合は、各補助金の特徴や要件を確認することが大切です。現時点(令和6年2月)では令和6年度の補助金に関する情報はありませんが、こまめにチェックしておきましょう。
また、三鷹市で新築住宅を建てる際は、大創建設のように地域密着型の建設会社がおすすめです。建設会社選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事が皆さんの役に立てれば幸いです。
